島の神社探訪

 沖縄県内で神社本庁に包括されている神社は11社と少ないですが、他にも神社本庁に包括されていない神社や、古くから地元の神様をお祀りしている御嶽(ウタキ)などが多くあります。ここでは沖縄神道青年会メンバーが訪れた神社を紹介いたします。※神社本庁包括下の県内の神社については沖縄県神社庁のページをご覧ください。

金武宮(沖縄本島 金武町)

神社名:金武宮 御祭神:伊弉冉尊 速玉男尊 事解男尊  創建:16世紀 例祭日:不明(現在、例祭はしていないようです。)

 琉球八社のうちの一社、金武宮(きんぐう)に行ってきました。(撮影:平成28年5月 沖縄県神道青年会会長 奥原)

 今回は車で行ってきました。地図を見ると沖縄自動車道の金武ICを降りて左折、二番目の信号を左折、で駐車場に着きそうです。無事に到着。金武宮は、金武観音寺(きんかんのんじ)の洞窟内にあります。

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 境内に入るとお寺があります。説明書きもありました。16世紀に建立された由緒あるお寺です。

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 お寺に向かって右手に、洞窟への入り口があります。

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 金武宮です。普天満宮の奥宮みたいだなと思いました。こちらは洞窟自体をお社としていたようですね。由緒書には「金武権現」とあります。ご祭神は熊野三神(伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊)です。お寺と同時期の建立とあります。

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 金武宮は、琉球王朝時代には琉球八社と呼ばれた神社の一つに数えられていました。しかし、波上宮や普天満宮とは違い神官などはおらず、お寺が管理していたようです。現在でも神社本庁には包括されておらず、神主もいません。また由緒書にもあるように、こちらは神仏分離令以後もお寺と一体で管理されていたようです。(一時期、沖宮の神職が出向して6月10日にお祭り(例祭)を斎行していたようですが、現在は行っていないそうです。)

 以前から行こう行と思ってなかなか行けなかったので、ようやく行けて良かったです。金武宮からさらに下にもお社があって水天とかいてありました。一緒に行った友人は体調が悪かったせいもあり階段がきつかったそうです。看板には、午前7時から午後4時までとありますので、時間にお気をつけてお参りしてください。

 

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