旧神社名:建功神社 旧御祭神:1895(明治28)年以降の台湾での戦死者、準戦死者、殉職者、準殉職者、殉難者 創建:1614年 例祭日:不明 ※現在は神社ではありません。
沖縄県内で神社本庁に包括されている神社は11社と少ないですが、他にも神社本庁に包括されていない神社や、古くから地元の神様をお祀りしている御嶽(ウタキ)などが多くあります。ここでは沖縄神道青年会メンバーが訪れた神社を紹介いたします。※神社本庁包括下の県内の神社については沖縄県神社庁のページをご覧ください。
旧神社名:建功神社 旧御祭神:1895(明治28)年以降の台湾での戦死者、準戦死者、殉職者、準殉職者、殉難者 創建:1614年 例祭日:不明 ※現在は神社ではありません。
旧建功神社に行ってきました。(台湾・南海學園國立教育資料館。平成28年8月撮影 沖縄県神道青年会会長 奥原)
旧建功神社一帯は現在、南海學園という教育施設が集まっています。MRT中正記念堂の2番出口を出てすぐ後方へUターンします。すぐに十字路に出ますので、十字路を左折してずっと進むとそれっぽい建物が見えてきます(下の画像のこれは違います。南海學園内の別の建物です)。
敷地内に入ると、奥に違う建物があり警備員が立っています。なんか入りづらい。。。しかしそそれっぽい建物が他にないので、警備員さんがいなくなったスキに中に入ってみます。
ここです(下画像)。旧建功神社の社殿。池も当時からあったようです。現在は資料館として、教育関連の展示などを行っているようです。ドアから中を覗いていると、さきほどの警備員さんが向こうからジェスチャーで「中に入れ」と言っている様子だったので警備員さんに一礼して中へ。受付に女性が三人。どうぞとパンフレットを差し出されました。今日は書道の展示をしている様子。
楷書っぽいのは日本人が見ても分かる字。論語の書だけなんとなく意味がわかりました。
内部の様子。
二階に、昔は建功神社でしたという説明パネルが設置されていました。屋根の形が変わっていますね。
旧ご祭神については、神奈川大学のデータベースにありました。
台湾の靖国神社ともいふべき神社で、本島開発のための犠牲となった幾多の英霊を奉祀する。台北植物園の一隅にあって昭和3年7月の創建である。(http://www.himoji.jp/database/db04/permalink.php?id=388)
台北市内のMRT(地下鉄)駅から近い場所にありますので、社殿が現存する海外の旧神社の中では一番訪れやすいのではないかなと思います!言葉があまり通じなかったけど受付の方たちも親切でした。台湾で時間があれば是非行ってみてください!
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