沖縄本島北部の宜野座村惣慶宮へ行ってきました(平成30年1月)
沖縄県内で神社本庁に包括されている神社は11社と少ないですが、他にも神社本庁に包括されていない神社や、古くから地元の神様をお祀りしている御嶽(ウタキ)などが多くあります。ここでは沖縄神道青年会メンバーが訪れた神社を紹介いたします。※神社本庁包括下の県内の神社については沖縄県神社庁のページをご覧ください。
沖縄本島北部の宜野座村惣慶宮へ行ってきました(平成30年1月)
惣慶宮は、沖縄自動車道 宜野座インターを出て数分の場所にある「宜野座児童公園」内にありました。
↑この入口からだと、社殿背面が最初に見えてしまいます。
↑別の入口には鳥居がありました。ここから進んでみます。
↑公園の中の道はこんな感じでした。
↑御殿の正面にも鳥居と階段があり、なかなか神社らしい雰囲気です。
↑御殿正面です。中には神棚がありました。
↑ナナメから見るとこうなります。
公園に、惣慶宮と一帯の説明がありました。
これによると、もともとここの森が御嶽であり、信仰の場であったようです。沖縄では琉球王朝時代、ノロと呼ばれる村ごとに祭祀を司る女性たちがいて、村の御嶽(ウタキ)でお祭りが行われていました。昔からここが惣慶地区における祭祀の場であったようです。
第二次世界大戦中、ここに波上宮の神さまを勧請し、お宮が建てられました。ここで武運を祈り戦地に赴いたそうです。
惣慶宮では、毎年1月に地域の方々でお祭りが行われています。その際には波上宮から神職が出向しています。
沖縄本島北部なので、遠いかな?と思ったんですが、意外と車だとすぐいけました。沖縄自動車道の宜野座インターからすぐですし、北部とは言っても地図を見ると沖縄本島の真ん中ぐらいに見えます。お車で沖縄をドライブする際にはぜひお参りしてみてください!
惣慶児童公園